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2014年11月26日

夢を描ける幸せに万歳^_^

朝一番はおじいちゃんが宮司さんだった、光の漁師さんの記事を

読んでて心がとっても優しい気持ちになりました^_^

宮司&漁師さんの周りには幸せな小人さんを心に持つ人達がいっぱいです^_^

中間場を楽しそうに行き来する小人さんに万歳です^_^

楽しいお話はみんなの心の中に優しく広がってヤッホーです^_^

夢を描ける幸せに万歳です^_^

ここからはグリム童話のお話です^_^

むかしむかし、あるところに、まじめなクツ屋がいました。

クツ屋は毎日まじめに働いているのに、だんだん貧乏(びんぼう)になって

しまい、とうとう一足分のクツの皮しか残らなくなりました。

「ああ、これでクツを作るのも最後か」

クツ屋はその最後の皮をクツの形に切って、その日は寝てしまいました。

次の日の朝、目を覚ましたクツ屋はビックリです。

何とクツが一足、ちゃんと出来上がっていたのです。

そのクツはとても素晴らしい出来だったので、とても高い値段で売れました。

クツ屋はそのお金で、二足分の皮を買いました。

そしてその皮をクツの形に切ったところで、

また寝てしまいました。

すると次の日の朝にも、立派なクツが二足出来上がっていました。
 
それからは毎日、同じ事が続きました。

二足のクツが四足になり、四足が八足、八足が十六足、十六足が三十二足・・・と、

どんどんクツが増えていったのです。

おかげでクツ屋は、すっかりお金持ちになりました。

ある日、クツ屋はおかみさんと一緒に、一晩中起きている事にしました。

誰があの素晴らしいクツをつくっているのか、確かめようと思ったのです。
 
夜中になると、どこからか裸の小人が二人現れました。

二人の小人は小さな手で素早く皮をぬい、叩いて形を整えると、あっと言う間に

素晴らしいクツを作り上げました。
 
次の朝、おかみさんがクツ屋に言いました。

「ねえ。クツをつくってくれたお礼に、あの小人たちに服をぬって

あげようと思うの。
 
だって裸じゃ、寒そうだもの。
 
だからあなたは、小人にクツをつくってあげたら」

「そうだね。そうしよう」

次の夜、クツ屋はクツの皮の代わりに、おかみさんがぬった小さなシャツとズボンと

チョッキと、クツ屋がつくった小さなクツとクツ下を二人分置いておきました。

すると小人たちは大喜びで服を着て、

そこら中を飛びはねながら歌いました。

♪これで、ぼくらは可愛い小人。

♪もう、クツ屋じゃ、なくなった。
 
そして外に出て行き、そのまま二度と現れませんでした。

小人はいなくなりましたが、それからもクツ屋のクツは飛ぶ様に売れ続けて、

クツ屋は幸せに暮らす事が出来たのです。

おしまい
posted by まぁしい at 09:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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