
周南市久米のペットショップチャオは、東北の家族をペットで元気づけようと、犬のゴールデンレトリバー一頭を宮城県亘理町の家庭に贈る事にして10月6日、宮城県まで連れていく役を引き受けてくれた周防大島町のデュオマウンテンマウスのまーしー(30)に託した。
これは同店を経営する岩国市周東町のエムテックの営業部長で同店の仕入れなどを担当する責任者、石村政子さんが思い立って小林店長も賛同。
石村さんの知人で14日に宮城県気仙沼でコンサートをするまーしーが届けることになったもの。
ペットを受け取る亘理町の家庭は昨年の大震災による津波で家がニメートルほど浸水するなどして、現地のボランティアセンターの紹介で同店の生後5ヶ月の雄のゴールデンレトリバーを届けることにした。
この日、まーしーが同店を訪れてこの贈呈のために作った曲『ゴールデンレトリバーにありがとう』を披露。
歌詞は『山口県と宮城県の懸け橋になって下さい。ハッピーになりますように』などごーちゃんを応援するもので、小林店長は『少しでも心がハッピーになったら嬉しい。可愛がってもらえたら幸せ』と話していた。
ゴールデンレトリバーはこの日の夜には仙台空港でまーしーから新しい飼い主に引き渡された。
